top of page
  • m_koudo

サイトの訪問者数に応じて光るイルミネーション(cloudBit + Google Analytics) なぜ作ったの?編

3回シリーズの最後です。蛇足なような気もしますが、来年で40になり人生折り返しの記録として残しておきたいと思います。今までの整理とちょっと違うことやり始めたい気分の現れかな。

小学生の僕を今に呼び出す

最近、ウェブサイトをつくることが窮屈に感じるようになってきました。

ウェブやインターネットはかわらず好きですが、ディスプレイ上に絵や文字が表示されるという形式のサイトづくりには行き詰まりを感じています。 なにかちょっとちがうことやりたいぞと。

僕はもともと小学生までは工作が好きで、モーターとかギアとかバネとかカムとかが好物でした。 そこで初心に戻って手触りのあるもの動かすことをまたやってみようかと。

かといってそのまんま昔に戻って、ノコギリや半田ごて出してくるのもいきなりは億劫(工具類は大事に保管してあるんですけどね)。 そんなさなかにlittleBitsを見つけたのでした。

とくにcloudBitは素敵すぎる! これがあれば、今の僕と小学生の僕が仲良くできるじゃないか! そしてウェブサイトをディスプレイから出してあげられるかもしれない!

見たいものしか見ないし、見たいようにしか見ない

20年ばかりサイトをつくってきてつくづく感じたのは今だにウェブなんて関係ない人には何にも関係ないということ。それはちょっと寂しいのですが仕方がないことだろうと思います。

みなそれぞれ自分が見たいものしか見ないし、見たいようにしか見ないんですね。

僕もテレビ見ない雑誌読まない新聞読まない映画見ないですから。

ここで大切になってくることは、他人は自分が見ていないものを見ているし、同じものを見ていても自分が見ているようには見ていないということを認識することだろうと。

このことは当たり前なことなんですけど実感ができるわけじゃないのでわすれがち。

(いつか攻殻機動隊の世界のように脳が直接ネットワークにつながってオンラインもオフラインもなくなって実感の共有もできるようになるでしょうけれど、そうなると他人が実感できるなんて呑気なことじゃなくて自分と他人の境界が怪しくなってきてやっかいごとが増える気しかしませんけれどね。)

で、なんでこんなものを作ったかということなんですけれど、ウェブ上で起きていることをディスプレイから出して身近な世界に溶け込ませられたらウェブに興味のない人にそういう自分の知らない世界があるということを認知してもらうことができるんじゃなかと思ったわけですね。

余談、また別の話

ウェブに全く興味のない人というのは要するに父のことなんです。 以前、僕が地元の商店街でやっている活動が新聞にとりあげられたことがあるんですね。そのときの父の喜びようはこちらの想像を超えていました。母に新聞を買い占めて来いって言ってましたから。疎遠になっていた方からも電話をもらったり両親世代への新聞の影響力に驚愕しました。

父とどうやったら意思の疎通ができるのかというのは、この20年間ぐらいの僕の一大テーマだったんですね。親のことなんて放っておいて好きにやっていればよかったんでしょうけれど僕はそういう風にはできませんでした(父は子どもの面倒は全く見ずに好きにやってましたけどね)。

でもそういうことにも今年で答えが出でしまいました。 いま父といろいろと未来について話し合っているところです。 事業に関わることもありますのでまたここでお話できればと思います。

久々にブログ書きましたがやっぱり楽しいですね。 またぼちぼち書いていきます。

閲覧数:2回

最新記事

すべて表示

娘とオペラ 「ロはロボットのロ」

先日、3歳半になった娘を連れてオペラ「ロはロボットのロ」を観劇してきました。 オペラです。歌劇です。まだ小さい子供をそんな席に連れて行く機会はなかなかないと言うか、発想としても皆無だったのですが、「NPO法人ぷかぷか」さんからのお誘いで勇気をもらい行ってきました! 「ロはロボットのロ」はぷかぷか代表の髙崎さんが惚れ込んだ舞台だそうで、ぜひ子供たちに観せたいという熱意から、なんと子供は特別にワンコ

bottom of page