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簿記の勉強しながら城南電機の宮路社長を思い出す

みなさま田中です。 ポートフォリオだいぶいれました。 ご覧いただけているでしょうか?

今日は仕事は一服して自宅で簿記の勉強をしています。 そう、今週末試験を受けるのです。

仕事を休んでも簿記の勉強。 私はエライと思います。 エライ!エライ!エライ!(と誰かに言われたい・・・)

勉強なんてしているとなんでこんなことを!ということを思い出したりします。

宮地年雄っていう名物社長が昔いました。 私が高校生の頃、テレビでよく目立っていた方です。

彼はアタッシュケースに現金をいれていつも持ち歩いていました。 危ないからやめろと周囲には言われていたけれどやめなかったそうです。

私は当時、なぜ彼がいつも大量の現金を持ち歩いているのかわかりませんでした。 今はわかります。自分でこうして仕事をし簿記なんてものもかじるようになった成果?

普通、事業者間の取引は掛けで行います。 掛けというのは個人で言えば「つけといて!」ってやつですね。

私のような個人事業主でも基本的には掛けです。

支払いは後に銀行振込だったり現金だったり、会社だったら小切手だったり、手形だったりします。

いずれにしても掛けは回収できるまでにタイムラグがあり、回収できないリスクが常にあります。

宮路社長はここを利益の源泉としたわけですね。 常に現金を持ち歩き、その場で払います。

これは取引先からしたらとてもありがたいです。 回収リスクがない分、値引きにも応じたでしょう。 ここが宮路社長の狙いです。

彼が急死し、息子さんが継ぎましたが1ヶ月で潰れてしまいました。 ウィキペディアいわく、取引先から早々に見限られたと書いてありましたが 息子さんは現金を持ち歩けなかったんじゃないかな笑

宮路社長は、生前、度々強盗に襲われたそうです。 しかし、戦争中の経験に比べればなんともないと言ってたとか。 これを息子が真似るのは無理ですね。

1ヶ月というのはあまりにも早いので、 ひょっとしたら息子さんはこのやり方は親父しかできないから もしものときはすぐに店をたたもうと決めていたのかもしれません。 そうだとしたら今息子さんが何をなさっているのかとても興味深いですね。 いまなにしてるのかしら?

最近ようやく、打ち合わせ段階でお客様と支払い時期や方法について話せるようになった田中がお送りしました。

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