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m_koudo

今さら気づいたイラレの話

まだまだ暑い日が続いてますが、もう9月。

ちょっと気が早いですが、秋冬に向けて昨日から主食を玄米に戻しました。

このところ、分づき米・そうめん・ざるうどんと、のど越しのいいものばかり食べ、さらに生野菜、生ビールの日々だったので、主食だけでも徐々に身体を温めるものにシフトしていこうという計画です。まだ炊飯器炊きのあっさり玄米ですけどね。

さて、タイトルどおり、ほんとに「今さら〜?」という初心者レベルのことに気がついてしまった話です。

AdobeIllustratorに配置した画像を変形パレットに数値を入力して変形する。

この時に縦横比を固定して変形するやり方を今まで知らずにいました。

ちなみにバージョンはCS5.5。

縦横比固定というのは、上の画像のように比率を保って拡大縮小すること。

固定でないと、下の画像のように比率を保たず一方向に広がってしまいます。


sample_1

「あれ〜、イラレってできないんだっけ? まぁいっかぁ」などとながし、古い手法に頼ってあまり気にしてなかったのですが、田中にぽろっと話したところ、

「なわけないだろ…!」

……よくよく試したところあっさりできた次第です。

変形パレットのこのマーク(A)、今まで見た目で「固定」状態だと思い込んでいたんだけど、これをクリックしたこのマーク(B)。こっちのほうが「固定」でした。


Ill_a


Ill_b

なんでこんなカン違いをしていたかというと、

InDesginだと(B)のマークが逆に「固定」状態なんです。

そしてこれをクリックすると(A)になります。なんとも明快なマークでわかりやすい。

連結されているほうが固定。連結が切れているほうが固定解除。


Indd a


Indd_b

これに慣れていたので、同じAdobe製品のイラレのほうも同じだろうと疑問を持たなかったんですね。

疑問を持たいないというところが、なんとも恥ずかしい話です。

それにしても、同じAdobe製品でもこういう細かいところが違うとはあらためて驚きです!

なぜ一緒でないの???

パレットの使い方などはだいたい共通しているところが多いので、片方に慣れていれば両方使えるのがいいところであるのは間違いないのですけど。

ついでなので、ほかにぱっと思いつく細かい違いを上げておきます。

乗算やスクリーンを設定するパレットの名前がイラレでは「透明」。InDesginでは「効果」。

角丸の設定がイラレでは「効果メニュー」。InDesginでは「オブジェクトメニュー」。

OpenType機能の設定が、イラレでは独立したパレット。InDesginでは文字パレットの中のサブメニュー。

元々違う方向に進化していたソフト同士を、一生懸命近づけて使いやすくしている状況なんでしょうね。

イラレの線パレットなんかバージョンアップですごくInDesginに近くなりました。

考えてみれば変形パレットのこの固定マークも、すごく惜しいところまで到達している!と受け止めることもできます。

そしてこれを見て、固定ととるか、解除ととるかで、イラレ派かInDesgin派かわかっちゃうマークとも言えますね。

ちなみにこのマーク、テキストBoxの連結マークとしてQuark時代からあったよね、と答えるあなたは年もわかっちゃいますよ!

以上、わかる人にはわかるお話しでした。

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