ハバナの散策は、国立芸術館から始めました。 キューバの現代アートがぎゅっとつまっている場所。 二人とも特に現代アート好きというわけではない。 難解な作品の前では眠くなる。 でもここはすんなり楽しめました。
ぐ〜っと迫ってくる大作がバンバン続き、 力強さや必死さがあふれてました。 人モチーフが多かったです。 意外と自然モチーフは少なかった。 全体的に色づかいは明るさよりも暗さが目立ちました。 多くの人の血が流れてきた歴史のせいかもしれない。 「痛々しさ」というのが強く伝わってくる絵。 でもどこかからっとしている。 そういうのが心に残りました。 撮影は禁止でした。 下の写真は1Fのカフェにて、1Fだけは撮影オーケーでした。 カップの絵はスペイン統治時代のものっぽい。田中が撮りました。
旅の終わり、 田中とキューバ人について話す。 「みんなよくしゃべるねぇ」 「声が大きいねえ」 「こっちが聞いてるかどうかおかまいなしだった」 「とにかく伝えたいんだよきっと」 「日本の田舎のおばちゃんみたいな人がデフォルトじゃない?」
ふと気がついた。
も、もしかしてこれアートにもあてはまる? 力強くて、必死に伝えようとするパワー。 何が何でも伝えるぞ〜というかのようなパワー。 う〜ん、きっと国民性だからアートにも出るんでしょうね。
芸術館は、ツーリストバスをParque Centralで降りて7〜8分歩いたところにあります。
必見です。
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