GWといえば、農家さんにとっては繁忙期です。
もちろん週末農風も出動期。
5/3日は千葉で田植え。4・5・6は静岡でお茶摘みでした。
わたしも3日と5・6日に参加しました。ちなみに前半の茨城もふくめてぜ〜んぶ普通電車でがんばりました。時間だけはあるもので。
3日は千葉県匝瑳市のみやもと山。銚子の近くです。
去年につづき、「アイガモ米トラストほ穂の会」の田植え。
今年はぐっと参加者が増え、田んぼが混雑。おかげでひとりひとりの植える面積は少なく作業はとても楽だったのですが、そのぶん苗のほうは……、列が乱れまくりでアイガモにとって迷宮と化しそうなほどです。
みやもと山さん、アイガモちゃん、ほんとうにごめんなさい。
どうか無事においしいお酒になりますように〜。
5・6日は静岡県島田市金谷の北川園。
青々した茶畑は今まさに収穫時期。一日目は、機械で刈り取った茶葉の袋を畑から運び下ろす作業。
サンタクロースのようにかつぎました。かなり重いです。みんながんばりました。
夕飯の天ぷら用に手摘みもさせてもらいましたよ。
フライパンで炒って飲んだりもしてみました。
香りはと〜っても良いけど、味はあまり出なかった。
二日目は、北川さんお手製の竹杖をストックに山の奥の茶畑に出かけました。
茶畑からにょきにょきとのびた雑草は、実はわらび。わらびの勢いったらないです。
このままでは茶葉を刈る機械をかけれないので手で取り除きます。なかなかたいへんでしたが、景色の気持ちよさは疲れをふっとばしてあまりあるほど。
無農薬、有機栽培の茶畑は、雑草も共存していて収穫がたいへん。でも良い面もあって、根が深くはっているから霜に強かったりカメムシの害も少なかったりするんだそうです。
化学肥料にたよると、お茶の木も楽して根を浅くしかはらないそうだ。耳が痛いな。
お昼の後は製茶工場を見学させてもらったり、茶娘の衣装を着させてもらったり、お忙しい時期にほんとうにお世話になりました。
北川さんの属する「しぜんのわ研究会」では、摘み取ったお茶の葉はすぐに自社工場で加工され、その日のうちに乾燥まで済ませ「荒茶」の状態に仕上げます。
これを貯蔵して、「煎茶」や「ほうじ茶」など用途に応じた加工をしてパック詰めするんだそうです。
なので荒茶は一般にはあまり出回らないのですが、じゅうぶん美味しいです。味が濃いのは「荒茶」、香りが良いのは「煎茶」と教わりました。
そんなお茶の話もたくさん聞けたGW。なんだか20代の頃よりも駆けまわっているなぁ。
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